
连载第1回・2013年5月30日更新 中田英寿 つなぐ これからも日本の旅を続けます
文:
日本の旅を始めたのは2009年4月25日、冲縄から。今年4月に行った岩手までで43都府県を巡り、山形、秋田、青森、北海道を残すだけとなった。伝统工芸や伝统芸能、农业(渔业)、酒蔵、寺社仏阁など、访问先は1279轩にも上る。その土地で1番の宿を探すために毎日违う宿に泊まった。
当初は全47都道府県を半年か1年で回るつもりだったのだが、はるかにオーバーしたのは、日本という国や文化が想像以上に面白かったからだ。最初からガイドブックなどに頼らず、とにかく现地の情报と自分の勘を頼りに、面白そうな场所や店があれば寄り、そこで出会った人に新たな行き先を寻ねた。农业や伝统工芸に関心はあったが、今ほど强い思いはなかったし、実际に见せてもらっても魅力になかなか気づけないでいた。
それでも旅を続けていくと、やがて点が线になり、访问した人が新たな人を绍介してくれ、人の轮がどんどん大きくなっていった。各分野の専门家の方と仲良くなり、きちんと访问先も绍介してもらえるようになった。九州の旅を终えるころには、すっかり日本と、日本文化に梦中になっていた。
日本の建筑や美术に触れ、昔から兴味があったアートや建筑、デザインなどがより好きになった。茶道に兴味を持てば、器や茶道具のことを知りたくなり、おいしいレストランに出合えば、その土地ならではの食材を知りたくなった。伝统芸能の方々の凛とした身のこなしを见て、作法を学びたくなった。访ねた先からいただく直笔のお礼状を见て、书道を身につけたくなった。
TAKE ACTION FOUNDATIONでやっている「REVALUE NIPPON PROJECT」も、この旅がなければ始まることはなかった。旅を通して、自分自身も4年前と随分変わったと感じている。
さまざまな现场で体験させてもらったことは、何物にも代えがたい。陶芸家の方と一绪にロクロを回し、和纸を漉き、漆を涂る。豚の饵付けをし、稲刈りをし、海苔渔の船にも乗った。自分でやってみることで、いろいろなことが理解できたし、何よりもそこの人たちとのつながりも深くなったと感じられた。和服を着るようになったし、三味线や书道の稽古も始めた。歌舞伎や狂言、日本舞踊を见に行くようにもなった。いずれも一朝一夕に理解でき、身につくようなものではないが、だからこそ面白いのだ。
サッカーをやめてから、なかなか次に打ち込めるものを见つけられなかった。20年以上やってきたものの代わりなんて、そう简単に出合えるものではない。それでもこの日本の旅は、仆自身の“次”になりそうな予感がする。日本の伝统工芸、文化、食、いずれも情热をかけるだけの奥深さがあり、大きな可能姓を秘めている。仆はこれらの魅力を国内外のもっとたくさんの人に知ってほしいし、自分らしい形で何かできないかと思っている。
仆の旅はまだまだ続く。日本一周の旅はあと4道県で终わるが、その后もこの日本という国を旅することをやめないだろう。旅をするほど日本の奥深さに惊叹し、虏になっていく。仆の第二の人生はここにあるのではないかと思っている。连载はこれで终わるが、また别のカタチで、日本の魅力を伝え続けていきたい。4年间、本当にどうもありがとうございました
































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