🇯🇵車載C++エンジニア向け：日本語面接Q&A集

⭕️1. 自己紹介（じこしょうかい）
Q：簡単に自己紹介をお願いします。
A：
はい、〇〇と申します。大学では電子工学を専攻し、卒業後は自動車関連の組み込み開発に従事してまいりました。主にC++を用いて、車載ECUソフトウェアの設計・実装・テストを担当してきました。CAN通信、AUTOSARアーキテクチャの基本知識を有しており、特にADAS関連機能（レーンキーピング、障害物検知など）の開発に携わった経験があります。安全性やリアルタイム性を求められる開発にやりがいを感じており、貴社の車載システム開発に貢献したいと考えております。
🔴2. スキル・経験について
Q：C++のバージョンや使用経験について教えてください。
A：
C++11およびC++14を主に使用しています。ラムダ式、スマートポインタ、move semanticsなどの新しい構文を用いた設計も経験しており、メモリ管理やリソース制御を意識したコードを心掛けています。また、MISRA C++準拠のルールに基づいた実装やコードレビューも行ってきました。
Q：AUTOSARの経験はありますか？
A：
はい、Classic PlatformのBSW（Basic Software）構成の一部に関わった経験があります。特に、ECU Configuration Toolを用いた設定作業や、MCALとのインターフェース設計、RTE層での通信確認などを行いました。最近はAdaptive Platformにも興味があり、POSIX環境での開発にも取り組んでいます。
Q：CANやLINなどの通信プロトコルの経験は？
A：
CAN通信については、CANoeやCANalyzerなどのツールを使って、フレーム解析やログ取得、ソフトウェアの動作検証を行ってきました。DTCやUDS（診断通信）に関する知識もあり、通信エラー処理や診断対応の設計にも携わっています。LINについては基本的な知識と簡単な信号定義の実装経験があります。
⭕️3. 志望動機・キャリア観
Q：なぜ当社を志望されたのですか？
A：
貴社は次世代車載システムの開発に積極的であり、特に〇〇というプロジェクト（※応募先に応じて記載）に大変魅力を感じました。私はリアルタイム性や安全性の高いシステムに興味があり、自動運転や先進運転支援の分野でスキルを活かしたいと考えています。C++の経験や組み込み開発の知見を活かし、貴社に貢献できればと考え志望いたしました。
Q：今後のキャリアプランは？
A：
今後はADASや自動運転制御ソフトウェアの設計・実装により深く関わり、将来的にはプロジェクト全体をマネジメントできる立場を目指しています。また、モデルベース開発（MBD）や機能安全（ISO 26262）の知識もさらに深めていきたいです。