今年もこの季节がやってきた。
日本生命セ・パ交流戦。第一回の'05年から数えること今年で6回目と、最近では惯れてきた感もある。それでもセ・パの真剣胜负は日本シリーズだけで、村田兆治(ロッテ)vs.田代富雄(大洋)の真剣胜负なんて梦のまた梦でしかなかった子供时代を思えば、今の时代はなんて恵まれているのだろうと感谢せずにはいられない。
今もまだ失われぬ胸のトキメキ。今日からはじまるセ・パの决戦を控えた心境たるや、小学校の时の远足前夜といったところか。そして、このワクワクは、プロ野球选手会が毎年HP上で発表する「远足のしおり」的なツールによってさらに増幅される。
もはや交流戦になくてはならない必须のツール、それが「交流戦ライバル宣言」である。
これがまた、べらぼうに面白い。
选手たちのライバル宣言があまりにも“生の声”すぎる!?
日本プロ野球选手会に所属する全选手が、别リーグの6球団それぞれにライバルを指名し、その理由と当该选手へのコメントを载せているのだが、选手会が主导している安心感からなのか、交流戦のお祭り気分なのかは知らないが、选手のコメントもお约束のお题目ではない、限りなく“生の声”に近い発言が目に付くのが特徴だ。
ライバルを选ぶ理由は选手それぞれである。
「打ちたい」、「抑えたい」という野球人の本能的な欲求から、「学校・会社の先辈や后辈」、「同郷」、「同期入団」、「元チームメート」など人间関系的な理由、さらにはその选手の个性や、ライバル指名した选手との特异な関系性が垣间见える、兴味深い记述も少なくない。
谁をどのように指名するかによって、各选手が対决に际して何に重きを置いているのかが、透けて见えてくるような気がするのも、このライバル宣言の面白さなのである。
そんな、野球ファンの妄想を最大限に掻き立てる、「ライバル宣言」。今年気になった宣言を、ありあまる妄想を交えながら、いくつかピックアップしてみよう。
ダントツのライバル指名を受けた“日本一”のダルビッシュ。
まず最初にセ・パを通じて最多100票というダントツのライバル指名を受けた、日本ハムのダルビッシュ有。各球団1人しか选べない投票システムために、同等の力を持つ选手がいるチームでは票が割れて不利にはなるが、それにしても、この数字はすごい。指名理由も、
「日本一の投手でもあるし、毎年対戦して楽しい」 (中日・井端弘和)
「谁もが认める投手なので打てば自信になるから」 (阪神・林威助)
など、「日本のエースを打ってみたい」というストイックな理由が最も多かった。100人の选手から首を狙われる栄誉は、ダルビッシュ本人も嬉しいに违いないだろう。
そのダルビッシュを「绝対的なエースだから」という理由でライバルに选んだ巨人の小笠原は、同じ理由で楽天・岩隈、ロッテ・渡辺俊介を挙げている。
ダルビッシュはともかく、小笠原のなかでは、楽天ではまだ田中は岩隈に及ばないと见ているのだろう。さらに、近年调子が上がらないながらも、渡辺俊介を“绝対的”とまで捉えているのは面白い。日ハム时代に相当イヤな目にあったのだろうか。
実に味わい深い……工藤公康のライバル宣言。
また、ベテラン选手になっていくと、同年代の选手を「ライバル」でなく、同志として指名する倾向があるのも兴味深い。
今月5日に47歳を迎えた西武の工藤公康を见てみよう。
巨人・高桥由伸へ 「1年でも长く野球やれ」
中日・堂上兄弟へ 「早く一人前になれ」
日本生命セ・パ交流戦。第一回の'05年から数えること今年で6回目と、最近では惯れてきた感もある。それでもセ・パの真剣胜负は日本シリーズだけで、村田兆治(ロッテ)vs.田代富雄(大洋)の真剣胜负なんて梦のまた梦でしかなかった子供时代を思えば、今の时代はなんて恵まれているのだろうと感谢せずにはいられない。
今もまだ失われぬ胸のトキメキ。今日からはじまるセ・パの决戦を控えた心境たるや、小学校の时の远足前夜といったところか。そして、このワクワクは、プロ野球选手会が毎年HP上で発表する「远足のしおり」的なツールによってさらに増幅される。
もはや交流戦になくてはならない必须のツール、それが「交流戦ライバル宣言」である。
これがまた、べらぼうに面白い。
选手たちのライバル宣言があまりにも“生の声”すぎる!?
日本プロ野球选手会に所属する全选手が、别リーグの6球団それぞれにライバルを指名し、その理由と当该选手へのコメントを载せているのだが、选手会が主导している安心感からなのか、交流戦のお祭り気分なのかは知らないが、选手のコメントもお约束のお题目ではない、限りなく“生の声”に近い発言が目に付くのが特徴だ。
ライバルを选ぶ理由は选手それぞれである。
「打ちたい」、「抑えたい」という野球人の本能的な欲求から、「学校・会社の先辈や后辈」、「同郷」、「同期入団」、「元チームメート」など人间関系的な理由、さらにはその选手の个性や、ライバル指名した选手との特异な関系性が垣间见える、兴味深い记述も少なくない。
谁をどのように指名するかによって、各选手が対决に际して何に重きを置いているのかが、透けて见えてくるような気がするのも、このライバル宣言の面白さなのである。
そんな、野球ファンの妄想を最大限に掻き立てる、「ライバル宣言」。今年気になった宣言を、ありあまる妄想を交えながら、いくつかピックアップしてみよう。
ダントツのライバル指名を受けた“日本一”のダルビッシュ。
まず最初にセ・パを通じて最多100票というダントツのライバル指名を受けた、日本ハムのダルビッシュ有。各球団1人しか选べない投票システムために、同等の力を持つ选手がいるチームでは票が割れて不利にはなるが、それにしても、この数字はすごい。指名理由も、
「日本一の投手でもあるし、毎年対戦して楽しい」 (中日・井端弘和)
「谁もが认める投手なので打てば自信になるから」 (阪神・林威助)
など、「日本のエースを打ってみたい」というストイックな理由が最も多かった。100人の选手から首を狙われる栄誉は、ダルビッシュ本人も嬉しいに违いないだろう。
そのダルビッシュを「绝対的なエースだから」という理由でライバルに选んだ巨人の小笠原は、同じ理由で楽天・岩隈、ロッテ・渡辺俊介を挙げている。
ダルビッシュはともかく、小笠原のなかでは、楽天ではまだ田中は岩隈に及ばないと见ているのだろう。さらに、近年调子が上がらないながらも、渡辺俊介を“绝対的”とまで捉えているのは面白い。日ハム时代に相当イヤな目にあったのだろうか。
実に味わい深い……工藤公康のライバル宣言。
また、ベテラン选手になっていくと、同年代の选手を「ライバル」でなく、同志として指名する倾向があるのも兴味深い。
今月5日に47歳を迎えた西武の工藤公康を见てみよう。
巨人・高桥由伸へ 「1年でも长く野球やれ」
中日・堂上兄弟へ 「早く一人前になれ」
