
元モーニング娘。のエース、鞘師里保(22)が女優、篠原涼子(47)ら多くのスターを擁する大手芸能事務所、ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属し、芸能活動を再開させることが2日、分かった。グループ卒業から5年、米ニューヨークでのダンス留学で人間的にも成長。ダンス、歌、演技とマルチな活躍を目指し、「I want my fans to see brand new SAYASHI(新しい鞘師を見せたい)」と英語で誓った。【写真】新たな事務所で再始動する鞘師、再び芸能界を席巻する! モー娘。の絶対的エースとして活躍した鞘師が新たな一歩を踏み出す。 「この度、活動を正式に再開させていただくことになりました。応援してくださっている方々に恩返しする気持ちとともに、新しい私を見せていける活動ができたら」 東京都内で本紙などの取材に応じた鞘師は、明るい表情で再始動を報告。外見はモー娘。卒業時の17歳の頃と変わらないが、22歳になった瞳には経験に裏打ちされた自信に満ちあふれていた。 15年末にグループを巣立ち、ダンスと英語を学ぶために約2年間ニューヨークなどに留学。さまざまな国の生徒とストリート系のダンスレッスンを受け、「日本とは違って『何なのこの表現!』っていう人が多くて。今まで見たことないような動きを目の当たりにできて、すごく勉強になりました」と充実の表情だ。 卒業後は表舞台にほとんど姿を見せなかったが、帰国後の昨年3月に古巣のハロプロ20周年公演にゲスト出演し、約3年ぶりのステージでファンを熱狂させた鞘師。 今後の動向が注目される中、先月、ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属が決定。新天地には篠原や俳優、谷原章介(48)、フリーアナウンサーの加藤綾子(35)ら各分野のスターが在籍している。「パフォーマンスをしたい」という思いから復帰を決めた鞘師は「皆さん自分なりの活動を展開されているので、いい影響を受けられたら」と喜んだ。 今後は歌やダンスを中心にボーダーレスに活動。再始動第1弾は主演を務める音楽朗読劇「黒世界」(東京・サンシャイン劇場、20日~10月4日)で、「プレッシャーよりも新しい環境でやれることのワクワクの方が大きい。女優業は新しい世界が広がる気がします。いつか朝ドラに出たい!」と誓った。 目標はNHK紅白歌合戦で「デビュー当時からの夢。命尽きるまでにはかなえたい」と意欲。モー娘。との共演については「それまでに個人として認識してもらえるようにソロで頑張らないと」と背筋を伸ばした。