「暁のヨナ」177話 ネタバレ
-おいハクさっきそこの角でアヤメが泣いとったぞ-
-俺じゃねーよ?-
-お前が原因じゃなくても許嫁じゃろうが-
-はいはいアヤメ-
-またサキと喧嘩したんか?-
-私もう将来はハク様と結婚する-
-投げやりかよ頭冷えたらちゃんとサキと話せよ-
-ハク様はさ好きな人とかいるの?-
-いるならムンドク将軍に入って許嫁解消してもらわなきゃ-
-言うなよめんどくせーから-
-言えない相手?片思い?-
-それもあるけど俺その人とどうこうなりたいわけじゃねえし-
-好きなのに?-
-あるんだよそういうことも関係が壊れて失いたくない-
-その人もハク様に思いを返してくれればいいのに-
-それはねぇな絶対-
-決め付けなくていいじゃない-
-俺はその人とその人の大事な人が幸せになってくれたらそれでいいよ-
-ハク私ハクが好き-
-聞こえた?-
-え何かおっしゃいました?<br>
何のいたずらだフクチいい歳して姫様のお話が-
-間に合いましたテジュン様-
-何が?-
-危ないところでした-
-何が?-
-お邪魔しましたどうぞお話を続けてください-
-待て姫様のお話がまだ-
-死にたいんですかテジュン様-
-何が-
-お話し続けてくださいだそうですが-
-続けてって聞こえなかった?-
-聞こえましたけどもう少し聞きたい-
-以上です-
-やあお帰りヨナちゃん-
-お帰りなさいませ-
-ヨにゃん先帰ってたよ肉食う?-
-ヨナ姫実は我々明日の朝には真国へ帰る予定でしておかげさまで漸くゴビ神官を真国へ連行できます-
-私は何も助けてくれてありがとう<br>
コウレン陛下とタオ姫によろしくね-
-火の部族も帰り支度始めてるみたいだし僕らも帰ろうかただその後どこに行くかだけど今テジュン君達と彩火城に戻ると騒がれそうだよね-
-前も酷い目にあった-
-またしばらくどこかの森に隠れて-
-四龍は森へ-
-この話は後からにしようか-
-うむ-
-四龍はどこへ-
-翌日-
-それではみなさんお世話になりました<br>
シンアにゃんとプキュにゃんとユンにゃんによろしくな-
-気を付けて-
-ヨナ姫我々はこれから彩火に戻りますので馬車をご用意いたしますよ-
-テジュン今彩火に戻ると多分騒ぎになってしまうから私達別に帰るわ<br>
落ち着いたらきっと会いに行くから<br>
それにユンがまだ戻ってこないの何か知らない?-
-負傷兵の手当をしてると聞きましたが<br>
フクチ-
-彼なら昨夜ヨナ姫がハク隊長に愛の告白をするまでに声が回復したことを受け(私が伝えました)喉の薬に興味を持ち空の部族医療部隊の所へ行ってますが-
-そう-
-ちょっと待ってフクチ?今さらりと何か言ったフクチ?<br>
え?もしかしてだから耳塞いだ?-
-テジュン様の危機でしたので-
-ありがとうでも私結局知っちゃったよね?-
-ヨナ姫の口から聞くと死んでしまうのではと思いまして-
-お前の口から聞いても立派に抉られてるよ?-
-とりあえずユン君とシンア君のところ行こうか<br>
そして僕はこの二人のやってられないくらい微妙な空気ももはや楽しめる-
-あっごめんみんな来てくれたの-
-迎えに来たのそろそろ帰ろうと思って<br>
何か気になることでも?-
-空の部族のね医療技術がすごいんだ知らない薬も治療法もいっぱいあるし聞いたら色々教えてくれてまだ重症者も多いししばらくここで医術学びたいんだけどダメかな?-
-分かった-
-ユンくんさっき言ってた薬だけど<br>
えっヨナ姫?-
-空の部族-
-俺の仲間なんだ-
-医者は人に害を為したりしないよね?-
-空の部族兵や緋龍城の人を見ると未だに体が強ばるあの夜父親の暗殺に加担した者が何人もいるはずだから-
-ユン私も怪我人の手当て手伝うわ-
-何言ってんの?怪我人はあんた達でしょ-
-特にハクは重症なんだから体雑に扱ったら許さないからね-
-向こう行きます?-
-うん-
-ユン見てるとアヤメ思い出すんですよね<br>
アヤメも医術学んでたから怪我すっとめっちゃ怒るんですそれでいて世話焼きだからしつこく手当てしてくるし-
-ユンみたいに可愛くて手当て上手なら理想の女の子じゃない-
-いや顔は似てないですよただ性格がちょっと懐かしいっつーか-
-それは良かった-
-良かったかどうかは何か怒ってません?-
-怒ってないよ-
-何?-
-姫さんってアヤメ嫉妬するとかあるんですか?-
-あるよ勝手にモヤモヤするのが止まらないのごめんね何その顔-
-いや本当に?あんた姫さんですよね?-
-姫さんですよ何でそんなに驚くのよぉハクはそういうことないの?何でもない-
-その人もハク様に思いを返してくれればいいのに-
-返して欲しいなんて思ってなかったんだけどなこっちの話です-
-姫さんの好きがどの程度か測れないけどやばいな嬉しくて<br>
あれは-
-おい何をしている<br>
ここは空の部族の医療部隊だぞ-
-ジュド将軍申し訳ありません彼はこの度の戦で兵の治療に尽力してくれたもので薬の種類や治療法を説明していたのです-
-説明?この者らが誰の一派か分かっているのか?-
-それは-
-悪かったね別にここ荒らすつもりはないよユン君行こうか-
-うん-
-構いませんよ-
-ケイシュク参謀-
-姫さんあそこ-
-その少年のことは聞いています適切な処置で多くの兵が一命を取り留めたとか-
-しかし-
-問題ないのでは?ここで薬に毒を混ぜているわけではないでしょう?-
-ユンそんなこと絶対しない-
-ですから問題ないと言っているのです-
-ケイシュク参謀-
-これはヨナ姫御声は戻られたようですね-
-ええ薬ありがとうとてもよく効いたわ-
-回復されたようで何よりです-
-私達はすぐにここを去るわだからどうか-
-私はただその少年がここで学びたいと言うので許可しているだけですよ<br>
と言っても負傷兵は国に返さねばなりませんから医療部隊もそろそろここを出ますがね気になるのならば車に乗りますか?医術を教えますよ我が国の兵を救った礼として行き先は緋龍城ですが-
-いや俺いい-
-そうですか?緋龍城の書庫にはあらゆる最新の医学書が揃っていますよ-
-ケイシュク参謀-
-ケイシュク参謀-
-何考えてんのかと思えばわかりやすい話だったな俺らを緋龍城へ連行するつもりか-
-まさかあなた方に危害を加えればこちらも大きな損害が出ますそんな賭けはしませんよ-
-あなたの狙いは何?-
-では申し上げましょう私は優秀な人材が欲しい手を組みませんか?ヨナ姫-
-以上です。次回は16号7月20日発売です。-
-おいハクさっきそこの角でアヤメが泣いとったぞ-
-俺じゃねーよ?-
-お前が原因じゃなくても許嫁じゃろうが-
-はいはいアヤメ-
-またサキと喧嘩したんか?-
-私もう将来はハク様と結婚する-
-投げやりかよ頭冷えたらちゃんとサキと話せよ-
-ハク様はさ好きな人とかいるの?-
-いるならムンドク将軍に入って許嫁解消してもらわなきゃ-
-言うなよめんどくせーから-
-言えない相手?片思い?-
-それもあるけど俺その人とどうこうなりたいわけじゃねえし-
-好きなのに?-
-あるんだよそういうことも関係が壊れて失いたくない-
-その人もハク様に思いを返してくれればいいのに-
-それはねぇな絶対-
-決め付けなくていいじゃない-
-俺はその人とその人の大事な人が幸せになってくれたらそれでいいよ-
-ハク私ハクが好き-
-聞こえた?-
-え何かおっしゃいました?<br>
何のいたずらだフクチいい歳して姫様のお話が-
-間に合いましたテジュン様-
-何が?-
-危ないところでした-
-何が?-
-お邪魔しましたどうぞお話を続けてください-
-待て姫様のお話がまだ-
-死にたいんですかテジュン様-
-何が-
-お話し続けてくださいだそうですが-
-続けてって聞こえなかった?-
-聞こえましたけどもう少し聞きたい-
-以上です-
-やあお帰りヨナちゃん-
-お帰りなさいませ-
-ヨにゃん先帰ってたよ肉食う?-
-ヨナ姫実は我々明日の朝には真国へ帰る予定でしておかげさまで漸くゴビ神官を真国へ連行できます-
-私は何も助けてくれてありがとう<br>
コウレン陛下とタオ姫によろしくね-
-火の部族も帰り支度始めてるみたいだし僕らも帰ろうかただその後どこに行くかだけど今テジュン君達と彩火城に戻ると騒がれそうだよね-
-前も酷い目にあった-
-またしばらくどこかの森に隠れて-
-四龍は森へ-
-この話は後からにしようか-
-うむ-
-四龍はどこへ-
-翌日-
-それではみなさんお世話になりました<br>
シンアにゃんとプキュにゃんとユンにゃんによろしくな-
-気を付けて-
-ヨナ姫我々はこれから彩火に戻りますので馬車をご用意いたしますよ-
-テジュン今彩火に戻ると多分騒ぎになってしまうから私達別に帰るわ<br>
落ち着いたらきっと会いに行くから<br>
それにユンがまだ戻ってこないの何か知らない?-
-負傷兵の手当をしてると聞きましたが<br>
フクチ-
-彼なら昨夜ヨナ姫がハク隊長に愛の告白をするまでに声が回復したことを受け(私が伝えました)喉の薬に興味を持ち空の部族医療部隊の所へ行ってますが-
-そう-
-ちょっと待ってフクチ?今さらりと何か言ったフクチ?<br>
え?もしかしてだから耳塞いだ?-
-テジュン様の危機でしたので-
-ありがとうでも私結局知っちゃったよね?-
-ヨナ姫の口から聞くと死んでしまうのではと思いまして-
-お前の口から聞いても立派に抉られてるよ?-
-とりあえずユン君とシンア君のところ行こうか<br>
そして僕はこの二人のやってられないくらい微妙な空気ももはや楽しめる-
-あっごめんみんな来てくれたの-
-迎えに来たのそろそろ帰ろうと思って<br>
何か気になることでも?-
-空の部族のね医療技術がすごいんだ知らない薬も治療法もいっぱいあるし聞いたら色々教えてくれてまだ重症者も多いししばらくここで医術学びたいんだけどダメかな?-
-分かった-
-ユンくんさっき言ってた薬だけど<br>
えっヨナ姫?-
-空の部族-
-俺の仲間なんだ-
-医者は人に害を為したりしないよね?-
-空の部族兵や緋龍城の人を見ると未だに体が強ばるあの夜父親の暗殺に加担した者が何人もいるはずだから-
-ユン私も怪我人の手当て手伝うわ-
-何言ってんの?怪我人はあんた達でしょ-
-特にハクは重症なんだから体雑に扱ったら許さないからね-
-向こう行きます?-
-うん-
-ユン見てるとアヤメ思い出すんですよね<br>
アヤメも医術学んでたから怪我すっとめっちゃ怒るんですそれでいて世話焼きだからしつこく手当てしてくるし-
-ユンみたいに可愛くて手当て上手なら理想の女の子じゃない-
-いや顔は似てないですよただ性格がちょっと懐かしいっつーか-
-それは良かった-
-良かったかどうかは何か怒ってません?-
-怒ってないよ-
-何?-
-姫さんってアヤメ嫉妬するとかあるんですか?-
-あるよ勝手にモヤモヤするのが止まらないのごめんね何その顔-
-いや本当に?あんた姫さんですよね?-
-姫さんですよ何でそんなに驚くのよぉハクはそういうことないの?何でもない-
-その人もハク様に思いを返してくれればいいのに-
-返して欲しいなんて思ってなかったんだけどなこっちの話です-
-姫さんの好きがどの程度か測れないけどやばいな嬉しくて<br>
あれは-
-おい何をしている<br>
ここは空の部族の医療部隊だぞ-
-ジュド将軍申し訳ありません彼はこの度の戦で兵の治療に尽力してくれたもので薬の種類や治療法を説明していたのです-
-説明?この者らが誰の一派か分かっているのか?-
-それは-
-悪かったね別にここ荒らすつもりはないよユン君行こうか-
-うん-
-構いませんよ-
-ケイシュク参謀-
-姫さんあそこ-
-その少年のことは聞いています適切な処置で多くの兵が一命を取り留めたとか-
-しかし-
-問題ないのでは?ここで薬に毒を混ぜているわけではないでしょう?-
-ユンそんなこと絶対しない-
-ですから問題ないと言っているのです-
-ケイシュク参謀-
-これはヨナ姫御声は戻られたようですね-
-ええ薬ありがとうとてもよく効いたわ-
-回復されたようで何よりです-
-私達はすぐにここを去るわだからどうか-
-私はただその少年がここで学びたいと言うので許可しているだけですよ<br>
と言っても負傷兵は国に返さねばなりませんから医療部隊もそろそろここを出ますがね気になるのならば車に乗りますか?医術を教えますよ我が国の兵を救った礼として行き先は緋龍城ですが-
-いや俺いい-
-そうですか?緋龍城の書庫にはあらゆる最新の医学書が揃っていますよ-
-ケイシュク参謀-
-ケイシュク参謀-
-何考えてんのかと思えばわかりやすい話だったな俺らを緋龍城へ連行するつもりか-
-まさかあなた方に危害を加えればこちらも大きな損害が出ますそんな賭けはしませんよ-
-あなたの狙いは何?-
-では申し上げましょう私は優秀な人材が欲しい手を組みませんか?ヨナ姫-
-以上です。次回は16号7月20日発売です。-












