共に戦ってきた同僚が男性ばかりと言う事が原因で自覚が无かったが、彼の様な高齢の男性卫士すら少ない。
その为10年间戦い続けて5体満足で生き残っている彼を、赤服の女性が评価していないワケが无かった。
だが自覚の无い彼は気にも留めず気を改め、今や数ヶ月前までの生気の无い表情の名残は完全に消えている。
「见えて来ました。あそこが岚山补给基地です」
「见事な基地だと感心はするが何処も可笑しくは无いな」
「む、迎えが居ますね。其処で停车させます」
「ジュースを奢ってやろう」
……
…………
日本帝国 斯卫军 卫士养成学校に通い始めてから半年も経っていないウチでの実戦。
だが卫士を目指し四六时中教本に目を通す程 热心だった篁 唯依としては、むしろ望むところであった。
正直 生き残れるかどうかも分からないので、怖くないかと闻かれれば肯定するだろう。
されど尊敬する父や憧れの叔父は过去に更なる过酷な状况下を生き抜いて来たのは明白。
ならば怖気づく訳にはゆかず、ひたすら现実と向かい合うしか无い。
恐らく全员が生き残るなど梦の様な话だろうが、仲间の尸を乗り越えてでも前に进むしか无いのだ。
若干16歳である少女の思考にしては何かが麻痹しているかもしれないが、この狂った世界では妥当。
斯卫の人间であらば尚更であり、场所によっては10代前半でも戦地に赴く事を余仪なくされるのだ。
「第一小队・第二小队 **しろ!!」
『――――はっ!!』
现场に向かって最初に言い渡された指示は待机。
実戦経験が无く训练课程も终えていない彼女达は正规军の足手缠いとの事。
纳得はいかないが间违い无い为、暂くの间 大人しく待っていると先程の赤服の中队长の声が响いた。
それにより慌てて少女达が駆け寄ると、中队长の横に见惯れない外国人が立っていた。
自分达より10歳以上も年上だと思われる、银髪・长身の帝国军のジャケットを羽织った男性。
更には右手に何故か歪な形をした鞘にも収まっていない"剣(グラットン・ソード)"を持っている。
正直 女性だけの空间には非常に场违いであり皆が注目したが、中队长は无视して叫ぶ。
「良いか!? 先程 防卫线が突破されたとの报告が有り、突出したBETAが间もなく鹰峯 辺りまで迫って来るとの事だ!! 即ち既に此処が最前线……贵様达にも间もなく出撃指示が出るだろうッ! だが贵様ら全员が死の8分を越える事が出来ないのは目に见えている!!」
『…………』
「其処でッ! 帝国军は贵様らヒヨッコの为に大陆の猛者の一人を付けてくれた!! 今回の任务で同行して顶ける事と成ったブリリアント大尉だ!!」
「…………」
「大尉殿?」
少女达と同様に彼も"やはり"そうだったかと実感し、言叶に诘まっている侧だったようだ。
だが中队长の言叶で直ぐに我に返ると彼は无言で敬礼したので、それに唯依达も続いた。
そのギコちなさに彼は昔の自分の姿が重なり、无意识のウチに大きな高扬感と责任感を得た。
何としてでも この少女达には生き残って贳わなければならない……全灭など持っての他だ。
ならば相手が训练兵らしく先ずは坚苦しい紧张感を抜いて贳うべきと考え、自分を右手の亲指で挿しつつ言う。
「おれの名はブリリアント・アンルリー・レーザー・オブ・ノーブル・テザー大尉だ。言い难ければブロントで良い。国は欧州の辺りなんだが、何故か日本语しか喋れないバグが有るので国籍を近い内に移そうと思っている感。それで若い顷は不良だったので喧哗も强いしバイクもヘルメット被らないで乗る。あと自慢じゃないんだが戦术机の操縦に関しては卫士界のイチローですねと言われたことも有る(捏造)」